ながいファームでは、明日からスイートコーンの収穫を開始します。

収穫期間
今年のスイートコーンは、来年の6月ぐらいまで3日/週程度、近隣の直売所へ出荷を続けていく予定です。
スイートコーンは、タネをまいてから3か月前後で収穫することができます。
ですから、11月~6月まで出荷を続けていくためには、9月~3月にかけて少しずつタネをまきながら、同時に管理や収穫を進めていくという形になります。
特に直売所への出荷をする場合には、売り切れる量の出荷を、長期間にわたって定期的に収穫していかなければなりませんので、1回200~300坪程度にして、月に3回ほどに分けてタネまきしていっています。
栽培はシーズンを通して、すべて露地栽培です。
真冬の時期でも露地栽培ができるのは、温暖な沖縄ならではですね。
気温的には年間を通して栽培できるとは思うのですが、台風被害のリスクを考えて、7月~11月中旬の出荷はお休みしています。
スイートコーンの品種
ながいファームでは時期によって2品種を使い分けています。
11月~12月は(株)サカタのタネ のゴールドラッシュ90という暑さに強い品種です。
年明け1月~5月上旬は 雪印種苗(株)のグラビスという寒さに強い品種を、そして5月中旬~6月は再びゴールドラッシュを収穫していく予定です。
実の色は、ゴールドラッシュ90は黄色、グラビスはバイカラと呼ばれる黄色に白がまだらに入った品種です。
どちらも青果用に作られた品種で、甘さも十分にある、美味しい品種です。
スイートコーンは鮮度が重要です!
スイートコーンは、収穫してすぐに糖度が下がってきてしまいます。
ですから、なるべく早く調理してしまうことがとっても重要です。
この点、直売所は私たち農家が収穫してすぐに店頭に並べることができるので、スイートコーンを買うなら直売所がおススメです。
そして買って帰ったら、なるべく早く調理してください。
どうしてもすぐに調理できないのであれば、冷蔵庫で保管してください。
低温で保存することで、糖度の低下をゆっくりにすることができます。
大きな産地では、真空予冷という特別な装置を使った方法で、収穫直後に短時間でスイートコーンの温度を下げて鮮度を長持ちさせるというようなことも行われています。
時間がなければ電子レンジ調理もおススメ
スイートコーンは、皮を2,3枚残してヒゲと皮をむいて洗ってから、鍋やフライパンでお湯を沸かして、その中で4,5分ほどゆでて調理します。
シャッキした食感がお好みなら沸騰したお湯から、やわらかい食感がお好みなら水からゆでてください。
また、塩を入れてゆでると甘さが引き立ちます。
塩の分量は、お湯が薄めの味噌汁ぐらいの塩気があればOKです。
しかし、時間がなかったり、1本、2本しかない場合には電子レンジでも十分においしく調理できます。
調理方法は簡単!
鍋でゆでる時と同じように、皮を2,3枚残してヒゲと皮をむいて洗ったスイートコーンをラップでくるんで、700wの電子レンジなら2分で一度ひっくり返してさらに2分加熱したら粗熱が取れるまで置いておくだけです。
この時やけどには気を付けてくださいね。
ポイントとしては、洗った後、水気が付いたままラップでくるむことで、ふっくらした仕上がりになります。
ぜひ、お試しください。
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