「ながいファーム」について

「ながいファーム」とは

「ながいファーム」は、沖縄県の八重瀬町の農家です。

2,010年1月より営農を開始し、

現在は約4haの露地畑で、

紅いも(紫さつまいも)・モリンガ・スイートコーンを栽培しています。

沖縄県八重瀬町ってどんなところ?

沖縄県八重瀬町は那覇空港から車で20~30分ほどの、沖縄本島南部に位置しています。

2,006年に東風平町と具志頭村が合併して誕生した町で、

八重瀬町内でも那覇市に近い旧東風平町のエリアは市街地化が進んできていますが、

南部の旧具志頭村エリアを中心に、農村風景が広がっています。

主な農産物は、サトウキビ、ピーマン、サヤインゲンなどです。

「ながいファーム」の紅いも

肉色が紫色のさつまいものことを、沖縄では「紅いも」と呼びます。

ながいファームでは、2,014年から紅いもの栽培をしています。

主力品種は、「ちゅら恋紅」と「ちゅらかなさ」の2品種です。

どちらも鮮やかな紫色と紅いも独特の香りが特徴です。

甘みは控えめで、収量も県外の青果用品種に比べて低いですが、沖縄の気候にあった、他県では栽培されていない品種です。

主にペースト加工用として出荷しています。

私たちの作った紅いものペーストは、「紅いもタルト」をはじめとした菓子原料などに利用されています。

また、一部は近隣の直売所へも出荷しています。

なお、植物防疫上、生の紅いも(さつまいも)の県外への持ち出しは禁止されていますので、

お土産としては、「紅いもタルト」などの加工品がおススメです。

「ながいファーム」のモリンガ

スーパーフードの一つに数えるモリンガは、インド原産の熱帯性植物です。

タネをまいて4か月ほどで、約1.5mほどの木に成長します。

収穫しないで放置すれば1年で4~5mほどまで成長する、成長の早い植物です。

収穫期は5月~11月です。

夏場の乾燥にもよく耐える生命力にあふれた作物ですが、台風の被害を受けやすいのが難点です。

また、温暖な沖縄といえども冬場にはほとんど成長しません。

収穫したモリンガは、選別して葉の部分だけを、すべてパウダー原料として出荷しています。

「ながいファーム」のスイートコーン

スイートコーンといえば、夏場が旬というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、沖縄では冬~春が収穫期になります。

ながいファームでは、9月~3月に徐々に種をまき、11月下旬~6月下旬ぐらいの期間収穫をしています。

紅いもの収穫が終わった畑にスイートコーンの種をまいて、スイートコーンの収穫が終わったら紅いもを植える、いわゆる輪作作物としてもながいファームにとって大切な作物です。

栽培している品種は、時期によって変えています。

ただし、シーズンを通して「スーパースイート種」」と呼ばれる、甘みの強い青果用の品種の中からを選んでいます。

また、スイートコーンは収穫した直後から糖度が下がっていってしまいます。

ですから、なるべく早く消費者の皆様へお届けできるよう、近隣の直売所へ出荷して、朝に収穫したスイートコーンを昼過ぎまでには店頭に並べるようにしています。

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